Life's

Let's peek at everyone's wood stove life

暮らしに溶け込んだ存在。当たり前のようにそこにあるもの。

STOVE TYPE - VERMONT CASTINGS DEFIANT

長野県伊那市 H様邸

今回インタビューさせていただいたのは、全国的に人気移住地域としても知られている長野県伊那市に、お住まいのHさん宅。
旦那さんと奥さん、お子さんお一人と猫が一匹の家族構成。

Hさんは、数年前に独立し「はらたや」(@harataya2844)という屋号を掲げ建設業を営んでいる方で、今回お邪魔したお宅も設計から建築まで自分でこなしたというすごい方。

そんな夢の詰まった素敵なお宅に薪ストーブの設置を、スノースタイルで行わせてもらいました。

自然と持っていた薪ストーブへの憧れ

旦那さんの実家でもともと薪ストーブを使用していて、やっぱりエアコンやヒーターにはない芯から暖まる感覚に前々から憧れを持っていて、家を建てるのであれば自分たちも薪ストーブにしたいという想いがあったようです。

そして、Hさんの奥さんが実はスノースタイルに設立当初から勤務されている方。以前の職場も薪ストーブを扱う企業だっただけに、薪ストーブのある日常がある意味当たり前の環境だったようです。

「仕事柄薪ストーブに毎日のように触れ合っているし、その魅力も充分に知っていますからね。暖かさはもう比べものにならないというか、やさしいこの感覚を知ったら暖房は薪ストーブ以外の選択肢はありませんでした。」とのこと。

選んだのは「デファイアント」

「やっぱり入れるなら、家中しっかり暖まりたいですからね。」
そう言われたHさんたちが選んだ薪ストーブは、バーモントキャスティングスでも最大モデルのデファイアントでした。

2021年6月末をもってファイヤーサイド社による輸入販売が終了したため、なかなか手に入りづらくなってしまったことや、スノースタイルとしてもオススメさせていただいたことで迷いなくデファイアントに決めていただきました。

「デファイアントは、天板があって使いやすいのがお気に入りですね。天板が広いので料理の鍋も余裕で置けるし、薪を入れる時も立ったままここから入れるのが楽でいいんですよ。」

「それになんといっても冬の寒い日も、家の中で寒いと感じたことはほとんどないです。夜はもちろん、朝も家が冷え切ってないのでそこまで寒さはないのが嬉しいですね。ここで暮らす以前は、賃貸でしたがその時感じていた寒さが嘘のようです。家で寒いということにストレスを感じることはなくなりました。」

「それにこの薪ストーブ、実は和にも合うんですよね!」
そう、このお宅の薪ストーブを見て最初に思ったのが、薪ストーブに障子

この組み合わせはなかなか見ない光景ですが、デファイアントの力強い堂々とした佇まいと障子の背後から刺す自然光がなんとも絶妙にマッチしてなんの違和感もありませんでした。
旦那さんのアイデアで、別の現場で余った材料を使用して障子を取り付けたとのことでしたが、計算されたデザインに薪ストーブのまた違った姿を目にすることができて、確かにデファイアントは和にも合うと納得しました。

デメリットは・・・見当たらないです

良いことがたくさん出てくる薪ストーブですが、困ったことはないかとお聞きしたところ

「・・・・・」
「ないですね。」と、あっさりと答えてくれました。

「さっきも言った通り、冬の朝も暖かくてだいたい12, 3℃はあるんじゃないかな。なので、朝早く起きて焚き付けをしないといけないってこともないですね。」
「それと家の中は乾燥してるので、洗濯物がとにかくすぐ乾きます!デメリットというか強いて言えば、とても乾燥するんで加湿は気をつけてます。」
「あとは木クズとかはどうしても出ちゃいますけど仕事柄木を使うことも元々慣れてますし、端材なんかも出たら燃やせるのでいいんですよ。普段ならゴミになっちゃうようなものでも、もらってきちゃいますからね。大工さんは薪ストーブおすすめですね!」

掃除やメンテナンスはどうですか?

「灰を捨てることと、毎朝ガラスを拭いたりはしますけど、んー他は何かしてるかなぁ。周辺の掃除はもちろんしますが、土間なんでそこまで大変ではないですね。」
「メンテナンスは、年に1度はスノースタイルさんにやってもらってて、いつも本当にキレイにしてもらえるんで助かってます。今後ともよろしくお願いします。」

端材などを持ち帰って燃やしてるとのことでしたが、薪は普段どうしていますか?

「薪は購入しています。同じ市内にある薪一さんで買ってます。」

スノースタイルでもいつもお世話になってる薪一さんですね。

「さすがに薪割りをしてまで自分で用意するのは、大変なのでそこは適材適所で。」

そうですね。その人のスタイルに合わせてでいいんじゃないでしょうか。
確かに薪割りは疲れますからね。薪も重いし。それを含めて楽しめる人は楽しめばいいし、購入して薪ストーブで暖まること自体を楽しむだけでもいいし。1人で楽しんでも、家族で楽しんでも、仲間と楽しんでも。
本当に薪ストーブのライフスタイルはみなさん十人十色ですね。

そして最後に折角なので、Hさんのご自宅横の仕事場も少し見せてもらいました。

「自分の仕事でもこれから新築も請け負えられるようになるんですが、自分たちの生活で得た経験もヒントに薪ストーブのある家もぜひ提案して行きたいなとも思ってます。」とのことでした。

Hさんの手掛ける家が、増える度また新たなスタイルの薪ストーブライフが生まれること想像し、羨ましくもワクワクすることができました。

この記事を書いた人

MODS BASE 代表

疲れた時、癒されたい時、アイデアが出ない時、プログラムを組んでいる時、暇な時、庭で焚火をして炎の中に見える何かからヒントを得て次のアクションを起こす、そんな生き方をしているクリエイター。

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